離乳食の初めは、なぜお粥がいいの?
1番初めの離乳食って、
やっぱりお粥がいいの?
そろそろウチも離乳食始めなきゃな…。
でも、食材って何でも良いの?
みんなどんな感じで始めてるんだろう…。
こんなお悩みをお持ちではないですか?
食材も分からなければ、分量も分からない。
そんな初心者ママさん!
この記事では、
最初の離乳食がなぜお粥なのかを、
データとともに分かりやすく
解説していきます。
そもそも離乳食の初めはお粥って
誰が決めたの?
お粥と決まっているわけではありませんが、
最初の1さじはお粥が良いんです。
上の画像を見てわかるように、
離乳食の初めは、アレルギー発症の少ない
お粥から始めるのがポイントです。
初めからアレルギー発症のリスクがある食材を
試そうとは思いませんし、
おススメもしませんよね。
アレルギー発症の仕方と症状
上の画像でも分かるように、
食物アレルギーの中でも、最も典型的な
即時型症状の場合、
原因となる食べ物を食べた後、
2時間以内に発症するケースが多いとされています。
乳児期・幼児期の間は、自分の体調を
うまく言葉で伝えることが難しいので、
特に、新しい食材を試した後(食後2時間)
に、湿疹がでてないか、
呼吸の仕方に違和感がないか、
唇や舌、皮膚の状態などを
しっかり観察して、赤ちゃんの変化に
いち早く気付けるようにしておきたいですね。
離乳食開始から、お粥のみを
与える期間ってどのくらい?
離乳食開始から1週間は、お粥のみ
から始めるのがおススメです。
2週目からは、赤ちゃんの様子を見つつ、
食べてくれそうであれば、
人参やじゃがいも、
かぼちゃなどの野菜、
更に慣れるようであれば、
3週目からは、豆腐や白身魚、
固ゆでした卵黄、というように
1日1種類ずつ増やしていくのが
ポイントになります。
しかし、あくまでも目安であり、
食べてくれないことが多いのも現実…。
お子さんの機嫌や、その日の様子に合わせて、
「ご飯を食べることに
慣れるためのトレーニング」
と思って進めていくようにしてみましょう。
鉄欠乏症やビタミンD不足にも??
上の画像でも書いてあるように、
母乳育児の場合、生後6か月の時点で、
ヘモグロビン濃度が低く、
鉄欠乏症になりやすいとのこと。
また、ビタミンD欠乏の指摘もあることから、
母乳育児を行っている場合場は、
適切な時期に離乳を始めて、
鉄やビタミンDの供給源となる食品を、
積極的に取り入れていくようにし、
アレルギー発症が怖いからと、
ママの考えだけで、離乳食の食材を試す時期を
遅らせることは避けましょう。
せっかく作った離乳食、
思うように食べてくれなかったり、
すぐグズグズしたり…。
ママ的にはショックが大きい…。
子育ては、育児本や雑誌のように
スムーズには進みません。
まずは、1週間のお粥からです。
そのお粥すら食べてくれない時は、
粉ミルクをお粥に混ぜてみるのも◎
ミルクの甘味は、
赤ちゃんが本能的に求めている成分
でもあるので、
試しにやってみてはいかがでしょうか?
赤ちゃんの気持ちを優先し、表情を見ながら、
1つ1つの食材を適切な時期に
与えてあげられるようにして、
「ご飯を食べることは楽しい!」
と思って貰えるような環境づくりも
していきましょう♪